ミュウミュウの「SUMMER READS」

現代の思想と文化に対するミュウミュウのコミットメントを深化させるべく、世界の特定の都市でスペシャルイニシアチブ「Summer Reads」が展開されます。

2024年6月7日から6月9日までの期間中、
初夏を感じる空間にカスタマイズされた
既存のニューススタンドや
新設のロケーションにおいて、
以下3冊の書籍のうち2冊を
ご来場者に進呈します。
アルバ・デ・チェスペデスの
『Forbidden Notebook(禁じられたノート)』、
シビラ・アレラーモの『A Woman(ある女性)』、
ジェイン・オースティンの『Persuasion(説得)』。
以下のリンクから、
ジェイン・オースティンの
『Persuasion(説得)』の抜粋を
オーディオブック形式で聴くことができます。

抜粋を視聴する

異なる場所や遠く離れた時代を物語の舞台にした各作品は、それぞれの女性著者の勇気ある思想と、それらが後世に影響を与えたことを理由に選ばれました。彼女たちの作品は絶えず評価され続けており、今日にも通ずる関心事や社会観念を探求しています。彼女たちの声はユニークであり、娘や恋人、妻、母など、素晴らしい女性たちの人生についての考察が、文学の世界を通じて表現されています。彼女たちは因習やジェンダーの壁を破り、後世のあらゆる世代の女性たちのインスピレーションとなっているのです。

開催地と日程:

6月7日、8日

ミラノ
ニューススタンド ミラノ
Via dei Giardini, 20121

パリ
セーヌ キオスク
Stand 74 et 76, quai de l'Hôtel de Ville

ロンドン
コヴェント ガーデン
Central London WC2E 9DD

ニューヨーク
カーサ マガジン
22 8th Ave, 10014

ソウル
ローワイド コーヒー ベーカリー22-1, Seoulsup 2-gil

上海
naive
1st Floor, No. 78, Huqiu Road, ROCKBUND ANREN, Huangpu District

香港
Prison Yard Tai Kwun, 10 Hollywood Road, Central

6月8日、9日

東京
代官山T-SITE
〒150-0033 東京都渋谷区猿楽町16-15
開催時間:10am – 7pm

* 東京では、お1人につきジェイン・オースティンの『Persuasion(説得)』またはシビラ・アレラーモの『A Woman(ある女性)』のどちらか1冊を進呈します。
** 書籍とアイスキャンディには数に限りがございます。なくなり次第終了となりますのでご了承ください。
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著者紹介:

シビラ・アレラーモ(1876年~1960年、本名マルタ・フェリチーナ・ファッチョ)は、19世紀後半初期のイタリアのフェミニスト作家兼詩人。女性としての人生の自伝的描写で最もよく知られている。権威あるヴィアレッジョ賞の受賞歴を誇り、政界・芸術界において精力的に活動。先駆的な自伝小説『A Woman(ある女性)』は、20世紀初めのイタリアの女性の実情を描いていた作品。1906年に初版が出版され、ヨーロッパの極めて重要なフェミニスト作品となっている。

ジェイン・オースティン(1775年~1817年)は、イギリスのハンプシャーに生まれ、後にバースとチョートン村で暮らしました。牧師の娘として子供時代と10代を過ごし、家族を楽しませるために機知に富んだ素晴らしい物語を書くほか、短編小説『Lady Susan(レディ・スーザン)』を執筆。初めて出版された小説は『Sense and Sensibility(分別と多感)』(1811年)。その後、『Pride and Prejudice(高慢と偏見)』、『Mansfield Park(マンスフィールド・パーク)』、『Emma(エマ)』を出版。死後の1817年に、『Northanger Abbey(ノーサンガー・アビー)』と『Persuasion(説得)』が出版される。最後の小説となった『Persuasion(説得)』は、礼節を重んじる考え方や社会の押し付けと何年も闘ってきた女性が、自分の本当の気持ちを知り、自己認識を深めていく物語。

アルバ・デ・チェスペデス(1911年~1997年)は、1930年代に『イル・ピッコロ』紙、『エポカ』誌、『ラ・スタンパ』紙のジャーナリストを務めたキューバ系イタリア人作家。1935年、最初の小説『L’Anima Degli Altri』を執筆。同年、そして再び1943年に、イタリアで反ファシズム運動のために投獄される。ミケランジェロ・アントニオーニの1955年の映画『女ともだち』の脚本を書き下ろす。1952年に初版が発行され、革新的な小説の1冊である『Forbidden Notebook(禁じられたノート)』は、再発見された女性文学の宝であり、現代女性の声と彼女たちの狂信的な日常生活からの逃避願望を探求した内容となっている。